元号が「平成」から「令和」に変わると聞いて、拭えない違和感を抱いた人は少なくないはず。記者もその一人だったのだが、令和も3年を迎えると「もっと昔から元号は令和だった気がする」とまで思えるようになるのだから、人間の慣れとは怖いものである。


■もはや「今って昭和だったっけ?」

そんな平和ボケならぬ「令和ボケ」状態になっていた記者だが、ある日ツイッターで一件のツイートを見かけ、大きな衝撃を受けてしまう。そのツイートとは、自称科学系ピン芸人・あおぞらかがくさんが2日に投稿したもの。

「散歩コースにある塗装店の看板」とつづられたツイートには、「とそうやのシンナーはアンパンにはつかえません」という注意書きの書かれた看板の写真が添えられていたのだ。


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■「アンパン」を知らない人のために補足

あんパンといえば、いつの世も子供たちから絶大な人気を得ている国民的ヒーローモチーフともなった菓子パンだが、ここでいう「アンパン」とはシンナーの隠語である。

青少年の間でいわゆる「シンナー遊び」が流行して社会問題となったのが、今から50年以上前の1960年代のこと。袋に詰めたシンナーを吸う様子があんパンを食べているように見えるため、こちらの行為及びシンナーそのものを「アンパン」と呼ぶようになったのだ。

アンパン(画像提供:あおぞらかがくさん)

令和の世で「アンパン」を目にする機会など、昔のヤンキー漫画をイッキ読みしているときくらいだと思っていたのだが…。なお、しらべぇ編集部内の平成生まれ世代にこちらの注意書きを見せたところ、やはり大多数が「何を言っているのか分からない…」という反応を示している。

■発見時の様子に思わずホッコリ

ツイートを投稿したあおぞらかがくさんに話を聞いたところ、こちらの看板は静岡県浜松市の塗装屋で発見したものだそう。ちなみに、こちらの塗装屋付近の遊歩道はあおぞらかがくさんの高校時代の「通学路」であった。

ツイートの前日、久しぶりに塗装屋付近の遊歩道を通ったところ、40年前に見かけたものと同じ看板を発見し、思わず「うわぁ、まだあったんだ、懐かしいなぁ」「もうアンパンなんて、今の若い方々にはわからないだろうけど…」とエモい気分に浸りつつ、看板の写真を撮影。

その後、特に狙いがあってツイートを投稿したワケではないのだが、RT6,000件を超えるバズり具合を見せ、本人も驚いているという。


■注意書きから感じる温かみ

こちらの写真を見た他のユーザーからは「いまだにこんな看板あるのか」「アンパンとか懐かしすぎるだろ」など過去を懐かしがる声のほか、「アンパンって何ですか…?」「全く意味が分からない…」といった疑問の声も多数寄せられており、時代の移り変わりを感じさせる。

あおぞらかがくさんは注意書きの字体にも注目しており「この看板は優等生だと思います」「全てひらがな・カタカタで書かれており、フォントは丸っぽく、とてもソフトですよね。赤と黒文字なのも、言いたいことが分かりやすいです」と分析。

「◯◯禁止」のような看板設置者の一方的な命令口調ではない点に関しても「訴えかけられる側の立場になって、分かりやすい言葉で書かれている」「設置者の優しさと工夫の表れと思っています」と自身の思いや感想を語ってくれた。

看板一つを見るだけでも、それを設置した人物の人柄や背景が透けて見えるという点が、なんとも興味深くはないだろうか。ちなみにツイートが投稿された直後の4月4日は「あんぱんの日」(もちろん食べるほうの!)に認定されているのも、面白い偶然である。

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(取材・文/しらべぇ編集部・秋山 はじめ

平成生まれには「意味不明」な看板に衝撃 昭和の香り漂う注意書きが話題に


(出典 news.nicovideo.jp)

あー!平成生まれは分からないかもね。ハンガーを衣文かけと言っても通じなかったwww

<このニュースへのネットの反応>

変異原性の危険性表すなら、奇形児のシルエットが描かれた看板にすれば良いと思う。


オヤカタ「おう 亀、シンナー に 気をつけて 壁 塗んな!」


どこもかしこも昭和過ぎる、昭和で世の中の立て直ると思ってるのか?せめて江戸にしてくれ。


説明しなくていいのに・・・


『最近の学校は、薬物に関する特別授業とかやってないの?』>(・ω・;)


なんで赤い文字って掠れるのが他の色より早いんだろう


昭和生まれでもそういう文化に触れたことがなければわからないし、平成生まれでも先輩から教わる形で知るもんなんじゃないかな。俺は雑学的知識としては知ってる


アンパンは歯が欠けるから辞めとけ


アンパンマンとシャブおじさんって冗談で話してことがあったな。